先日鉱物採集シリーズの動画をyoutubeの方にアップしました。
半日以上山に入って石を探したりしている訳なんですけど、動画にまとめると
10分から20分ほどになってしまいます。
もりそばさんと話していて、こういう話は為になったなあ。とかあるんですが、あんまり一本の動画に情報を詰めすぎると訳が分からなくなってくる気がします。なので動画の中には情報を詰めすぎないように注意しています。
そもそも僕のyoutubeの動画は10分の動画であっても視聴時間の平均は3分ほどだったりします。
そういう情報は自分のチャンネルのアナリティクスという機能でいろいろとわかります。
鉱物採集の動画を見ている方ってのは、自分でも鉱物採集をやりたいから情報を集めているっていう方は少数で、大多数の方は石が出てくる瞬間を求めているわけで、そこまでスキップする方が多いのではないかと思います。
僕は石が出てくるまでの過程の情報がとても貴重だと思って動画を作っているわけですが、そういうのを求めている方は少ないのではないかというのが最近の感想です。
が、僕が動画を出す意味は、世の中にあまり出回っていない情報を発信するっていうのがテーマのひとつでありますので、なにか変えるつもりはありませんが。
前置きが長くなりましたが、動画の中に全て詰め込めていないのでこちらのブログで補足などを書いていこうと思いました。
まあ、お暇な方は読んで頂ければと思います。
ガマ開けを目指して。
鉱物採集の中でも色々とあるようで、翡翠しか探さないとか、砂金しかやらない、水晶しかやらない。
等の一つの鉱物しか探さない方が結構いるようで、僕は水晶しかやらないタイプになっていると思います。
実際、水晶以外の石に今はあまり興味がわかないのです。
石の研磨をしている時もわかりやすい石ばかり磨いています。サンストーンとか、ラブラドライトとか、オパール等。ですので、鑑別に出さないとわからないような石は基本避けます。
水晶はTHE宝探しっていう感じで楽しいです。
しかし、ベテランもりそばさんに同行して思う事はそんなに甘くは無いという事。
脈がある露頭に連れて行ってもらっても表面的な部分をちょっと叩いてなにも出てこない、水晶の小さなジオードがなくなってしまって、次はどこ叩こうかな、の繰り返し。で結局手が痛くなってきて心が折れ始める。
動画の中でもありましたが、もりそばさんは叩いた音で空洞があるってわかってるんですよ。ただ、それがどこなのかははっきりとしてはおらず、この近くっていうような感じで把握しているんです。
なので、今回の動画のガマも以前からここら辺に空洞があるのはわかっていたと言っていました。
それがただの空洞か、ガマかまではわからなかったけどっていう事でした。
石を割って進んでいくのは時間も体力もかかります。なので貴重な時間をどこに掛けようかっていうのを考えてやっているんです。やみくもに叩いている僕なんかに当てられるはずがないんです。
これは一人でガマを見つける事が出来るようになるなんて言うのはとんでもなく先の話なんじゃないかと感じた一日でした。
今回の動画で一部分の情報を曖昧にしました。
ここまで読んでくれているような方は大丈夫だろうと思い書きますが、
水晶を拾ったシーンが動画内でありましたが、その斜面を登った場所にあの露頭はあったんです。
動画内では沢の奥の方みたいなイメージで作っていますけど。
ガマのある露頭までのたどり着き方は・・
もりそばさんはあの土の斜面で水晶のポイントをいくつか見つけました。
上に水晶の出所があるんではないかという事でもりそばさんはあの斜面を登ってあの露頭を見つけました。見つけた当初はあんなに露頭がむき出しになってはおらず苔まみれだったので苔を剥がしたら脈があった。という事なんです。
あの斜面、ものすごい急なんですよ。上るのも怖いけど、降りるのも怖い。そんな斜面でした。
そこを上ろうと思うのってなかなかすごいですよね。
まあ、水晶のポイントを見つけなければ上ってはいませんよとはもりそばさんは仰っていましたけど、露頭の見つけ方ってそういうのもあるんだなと思いました。
だから、露頭露頭と思ってばかりではなく、山の表面を常に見て水晶とか何か落ちてないかとチェックしながら歩くっていうのが大事だと感じました。
といってももりそばさんでも露頭探しは簡単ではなく、一度は下見で行って、良さそうな所を次のタイミングで探索するそうです。一日で結果だそうなんてはなから考えていないんですよ。甘くは無いですよね。
という事で今回はこんな感じです。
読んで頂きありがとうございました。
ちなみに動画本編はこちらです。
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